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大河ドラマ”新選組”を観ていて、幕末に起こった史実について知りたくなったので壬生義士伝をレンタルしてみた。
去年の3月に京都に行って坂本龍馬の墓参り?に行ってきたときに新選組のものもあった記憶が今更ながらよみがえる。お参りしとけばよかった。 だいたいそんなのに興味がなかったね。 さてさて本題へ、 主人公 吉村貫一郎は貧しく家族が暮らしていけるお金もないくらい貧乏下級武士。 その貫一郎がお金のために新選組に入隊する。成果を上げては家族に仕送りを送る生活を送っていた。そこにはお国のためとか誰々のためとか言う大義名分が存在しない、家族が生きるために金を稼ぐただそれだけ。 新選組の中でも珍しい人であった。 もう一人の主人公 斉藤一は人を斬るために新選組に入っていたような人。貫一郎とは水と油の存在、だけど気になる存在だった。 この二人を中心に新選組が落ちていくところまでを描かれている。 貫一郎役の中井貴一のしゃべりはちょっといただけない。なまりが不自然なんや、もうちょっとナチュラルな表現は無理だったのかなぁ。立ち回りはかなり練習したんでしょうね、様になっていました。勝負する顔と家族に対する顔のメリハリがあり、優しい顔には愛を感じました。 三宅祐司も普段はくさい演技しかできないのにこの映画ではかなりのはまり役だったのか、自然な演技に好感を持てました。 最後に倒幕軍につっこむ貫一郎はどうやって生きて屋敷に戻ったんでしょう? そしてなんで戻ったんでしょう? 生きたいから?ならなぜ新選組を辞めなかったんだろ。 新しい時代がもうすぐだというのに・・・ まぁ、ほんとの史実はわかりませんが・・・ 日本の映画にしては観れた映画です。幕末ものに興味があれば観てみては・・・ 評価は3/5
by different-view
| 2004-10-30 12:33
| music&cinema
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